「会員数10万人突破!希望の条件に合う方は平均1,000人を超えます」と書かれていれば、会員数は多ければ多い方が良いと思ってしまいがちです。
「会社役員、医師、弁護士の方も、多く登録しています」と言われたら、興味をそそられるかもしれません。
あなたが女性であり、提示する条件が「年収800万円以上で、背が175cm以上、優しくて、長男ではない人が良いです」だった場合でも、10万人も会員がいれば、日常生活ではめぐり合えない数の男性があなたの結婚相手の候補となります。
しかし、当然ながらあなた好みの異性だけ集めたパーティーを開き、1人1人チェックするようなことはありません。
実際に1,000人と会えるかというと、条件に合う異性がたまたま登録しているだけで、紹介する約束はしていないのです。
「1,000人ではなくても50人くらい紹介してもらえる」と思うかもしれませんが、相性診断や条件検索をした結果、合致した相手のデータが閲覧できるだけで、その人に会えるとは限りません。
「データでお互い条件が合っている方に限り、月6名まで紹介可能」「新規会員特典として、10名まで交際申込が可能」といったように、多くの結婚相談所では理想の相手に直接コンタクトを取るための接触条件と回数制限が設けられています。
ただ、制限されていても、1ヶ月で条件に合う6人と合えるのは相応かもしれません。積極的に婚活していても、月に6人以上と繰り返し接触して、距離を縮めていくのは、意外と労力がかかります。
結婚相談所を決めるときは、会員数は何万人も必要ありません。1,000人もいれば、必ずあなたの条件に合い、あなたが会ってみたいという人が現れます。
今まで学生のときでも条件を指定することなく、学年に100人の異性がいれば、誰かのことを好きになっていたはずです。
大人になって選り好みが増しましたが、人数の多さに質の高さが比例することはないです。
1ヶ月に紹介してもらう人数は何人か、楽しめるパーティやイベントの開かれているか、接触する際に料金はかからないかといったことの方が、会員数の多さよりも大切になってきます。
そもそも、会員数自体がかなりサバを読んでいることがあります。嘘をついているわけではありませんが、よく読むと注意書きが書かれていることがあります。
「既に会費の支払いが終了した会員を含みます」であれば、実際に婚活中ではなくても、退会せずに名前だけを残している状態です。このような方は検索結果で表示されないようになっています。
「自己都合、交際中などにより一時的に活動を休止中の会員を含みます」であれば、会員ではあるものの交際の申込はできませんので、新規会員には何のメリットもありません。
また、会費を払うことで条件に合う相手を検索できたり、パーティやイベントに参加したり、交際したい相手に連絡できたりしますが、会費を支払わなくても会員ではいられます。
自発的に退会の申し出ない限り、無料継続サービスと称しての在籍が可能です。
悪質なところになると、退会した後でも見栄えするデータや写真があれば、流用することがあります。そのため、退会した後の個人情報の扱われ方は確認すべき事項かもしれません。
このように会員数は紹介できる人数に結びつかないのが現状です。
会員数の多さで結婚相談所を選ばないと決めたら、次はタレントやキャッチセールスが豊富な広告の見極めていきます。続きは広告の鵜呑みは禁物で紹介します。
広告の鵜呑みは禁物
成婚率は決め手にしない