数万人の会員数は不要、成婚率は決め手にしないでも紹介したとおり、結婚相談所が明示している数値は一概に比較できる判断基準にはなりません。
友人や知人の紹介で出会って結婚する方は、何万人と比較しているわけではなく、2人を良く知っている人が相性が良いと判断しているからです。機械ではなく、人間の感覚が結婚へつながります。
そのために出会いの多さを求める婚活ではなく、堅実な結婚を求める婚活においては、結婚相談所の相談員のサポートが欠かせません。
長期ではなく、短期間で出会い、成婚にいたるのであれば、会員数の多さよりも年間の紹介人数を重視したいです。
結婚仲介のプロが条件に見合った人同士を選び、レストランなどで初めてお話をするお見合い形式であれば、ストレートに結婚に進みやすいでしょう。
逆にイベントに参加しながら楽しく婚活をしたい方は、年間の紹介人数よりも会員数とイベントの内容に注目します。
会員数が数万人以上、多ければ多いほど会員の入れ替わりも多いため、条件を重視し過ぎて、当てはまる人がいなくなる不安もありません。イベントの数も種類も豊富で、出会いのチャンスが広がります。
成婚実績は各社とも公表していませんが、会員の10~30%が結婚できていると予想できます。
理想の条件に合う異性と出会い、結婚を前提のお付き合いに到ったとしても、すぐに結婚はしません。出会って6~9ヶ月で婚姻届を出す人も多いのですが、1~3年ほど付き合い続ける方も多いからです。
そのため、結婚相談所で運命の出会いを果たしても、中途解約し、結婚の報告をしないために、成婚数が実数よりも少なくなりがちです。
結婚式からハネムーン、新居の手配まで、結婚を総括してサポートし、成婚実績を積み重ねている結婚相談所もありますが、他社競合とは正確な成婚実績を比較できないのが現状です。
| 会社名 | 会員数 | 年間紹介人数 | 成婚実績 |
|---|---|---|---|
| オーネット (O-net) |
42,277人 (2010年1月1日現在) |
24~72名 | 86,142人 (1989~2009年の合計) |
| ツヴァイ (ZWEI) |
約3万9千人 | 24~72名以上 | 会員同士の結婚、婚約、交際による退会は3,087人(2009年度実績) |
| ノッツェ (NOZZE) | 約40,000人 | 100名 | 非公開(交際申込OK数は2007年度で70,877組) |
| サンマリエ | 約24,000人 | 84名以上 | 約1,400人以上(2006年度実績) |
| キューピッド クラブ |
5,000人に制限 | 48名 | 非公開 |
| パートナー エージェント |
約1,700人 | 100名 | 非公開(お見合い成立率は60%以上) |
仮に年間紹介人数が100人以上の場合、月に8~10人の方とお見合いすることになります。もし気になる人がいても、次から次へと入れ替わっていては、その婚活のスピードについていけない可能性が高いです。
月に4人、年間で24人以上であれば、婚活はできますので、その点では大手の結婚相談所では条件を満たしています。
気になる成婚実績ですが、信用できる数字ではありませんので、あくまで参考値に留めておきます。
結婚相談所を選ぶ基準には資料請求での比較、成婚者の体験談、直接、電話で疑問点をぶつけてみると、懸念材料が払拭しやすいです。
会員数が気になる方は、比較的に条件を厳しく設定する傾向があります。確かに会員数が数万人いても、あまりに細かく条件を提示すると、対象人数はかなり減ってしまいます。
結婚相談所の会員の年齢層だけ見ても、一般的には男性は33~39歳、女性は29~35歳が最も多いので、この年齢を含めないだけで、いきなり対象人数が半分以下になりかねません。
さらに「男性の年収600万円以上」と設定したとします。実は独身男性で年収600万円以上の男性はわずか3.5%しかいません。
年収560万円の人が除外されてしまいますが、年収40万円にどれほどの価値、重要な意味があるかを考えたら、条件の絞込み過ぎはもったいないことです。妥協をするのではなく、ゆとりを持った条件で婚活をした方が効率的です。
また、自分が住んでいる地域から遠いところにしかない結婚相談所では、何度も相手を変えた婚活は厳しいです。
そのため、例えば、ツヴァイ(ZWEI)は都市圏対応のサポート重視コース、地方圏対応の出会い応援コースを用意し、会員に合った料金と紹介人数を設定しています。
1人1人がどんな婚活をするかで、婚活しやすい結婚相談所は異なってきます。初回入会金も決して安くはありませんので、入念に比較、検討をしていきましょう。
入会審査と一時休止で比較
婚活の費用で比較